日記ログ
5月14日

突然、熱が出てしまい、三日間ほど寝込んでいました。 元々、年に一度は風邪を引いて寝込む質なのですが、もう暖かくなってきた今の時期に風邪ということもないでしょうし(咳、鼻水もありませんでした)、溜まっていた疲れで体調を崩してしまったのかもしれません。と、書くと、まるで毎日猛烈な勢いで仕事をしているみたいですが、実際はちょっと疲れるとすぐに横になっているので、どこに疲れる要素があるんだと自分で思わないでもないです。ただ、二日目に熱が下がってきた頃、ちょっとばかり仕事に手を付けると、途端にまた熱がぶり返したので、やはり疲労と無関係ではないのかもしれません。要は、脳のスペックが低くてすぐに熱暴走するということなのでしょうか。それとも、運動不足からくる肩凝りが原因? 熱が下がった後もひどい肩凝りで頭痛がして、ウイスキーの空瓶をガンガン叩き付けることでようやく楽になりましたので。 ここは奮発して電動マッサージ機でも購入した方がいいのかもしれません。

5月7日

深夜にテレビで映画「ドーベルマン」(ヤン・クーネン監督)が放映されたので、ほとんど明け方に近い時間にも関わらず、最後まで見てしまいました。この映画を最初に見たのはまだ学生の頃で、レンタルビデオのジャケットの素晴らしさに惹かれ、どんな内容なのか良く知らないまま思わず借りたのを覚えています。その内容は期待通り、いやそれ以上で、確か三、四回は繰り返し見たはずです。長い月日を経て見直してみても、ストーリー展開で忘れている部分はありましたが、キャラクターや名場面はほとんど覚えていました。特に、イカれた登場人物(正常な人はほとんどいません)の中で最も光り輝く狂人ぶりを発揮したクリスチーニ警視はまさに圧巻なのですが、うっかり役者さんの名前を失念し、映画が終わった後にすぐネットで調べてみました。それなりのメジャータイトルですから、すぐに映画を紹介しているサイトが見つかり、チェッキー・カリョという名前を確認出来ました。が、それよりも気になったのは、そのサイトでドーベルマンがかなり手厳しい評価を受けていたことです。どうも登場人物たちの悪人ぶりに感情移入が妨げられたらしく、はっきりと嫌いな映画だと書かれていました。他の感想サイトを幾つか覗いてみると、絶賛する声も多い中、やはり悪人しか出てこない物語にカタルシスを感じられない方がいるようでした。もちろん、その気持ちはよく分かります。僕も作中の人物の性格が鼻についてしまい、映画全体の完成度とは別に、どうしても好きになれない作品がありますから。熱烈なファンが付く作品ほど、同じくらい強烈なアンチが付く、というのは突出した感性が生み出す当然の作用なのかもしれません。

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